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『ぼっけえ、きょうてえ』 

2006年10月24日 ()
『ぼっけえ、きょうてえ』を読みました。
ぼっけえ、きょうてえ
岩井 志麻子
角川書店
売り上げランキング: 7,545


薄い本ですし、短編が4篇入っているというものなのですぐ読みきりました。ただこれが怖い。怖い小説はたまに読むのですけど、これはかなり怖かったです。寝る前に読んでたらその後悪夢を見ましたよ。

不思議なタイトルは岡山弁で「とても、怖い」という意味です。そんなタイトルを持ってくるところから曲者な本であるわけなのですが、内容はまさにその通り。思わず「ぼっけえ、きょうてえ」と呟きそうになります。

作者の岩井志麻子さんは、テレビで見る限りぶっ飛んだことを言うおばちゃんというイメージしかなかったのですけど、かなり実力のある作家だと思います。滑りつくような文体で、語り口調もとてもリアル。耳元で囁かれているような異物感を身近に感じます。

あと、「怖さ」ということを熟知している作家だとも感じました。この本の中で、よくあるホラーのようなあからさまな恐怖の描写は出てきません。幽霊に襲われるとかそんなものより何より怖いのは、日常の中にするりと入ってくる異物です。「井戸から幽霊が出てくる」よりも、「大勢で話している時にいつのまにか自分の横に”何か”いる」のほうが怖いのです。この本にあるのは、まさにそういう類の本当に怖い「怖さ」。

秋の夜長、悪夢に魘される覚悟のある人は読んでみてはいかがでしょうか。
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[2006.10.24(Tue) 20:56] Trackback(0) | Comments(2)
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COMMENT

by FGF
おひさしぶりです。

岡山は地元なので、「ぼっけえ」はこのところ聞いてないからすごくなつかしくなりました。
「きょうてえ」は初めて聞きましたが、岡山弁な感じがします。

by スノ
FGFさん、コメントありがとうございます!

おお、岡山なんですか。
「ぼっけえ」は普通に使う言葉なんですねー。
関西でいう「めっちゃ」みたいな感じなんですかね。

「きょうてえ」は「恐てえ」ってことらしいです。
方言だと何だか生々しさが増しますね。

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COMMENT

おひさしぶりです。

岡山は地元なので、「ぼっけえ」はこのところ聞いてないからすごくなつかしくなりました。
「きょうてえ」は初めて聞きましたが、岡山弁な感じがします。
[ 2006.10.26(Thu) 21:35] URL | FGF #- | EDIT |

FGFさん、コメントありがとうございます!

おお、岡山なんですか。
「ぼっけえ」は普通に使う言葉なんですねー。
関西でいう「めっちゃ」みたいな感じなんですかね。

「きょうてえ」は「恐てえ」ってことらしいです。
方言だと何だか生々しさが増しますね。
[ 2006.10.27(Fri) 20:05] URL | スノ #- | EDIT |

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