2017.05 «  - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - » 2017.07
TOP > 石田衣良 『娼年』
 ← ゆっくりしてびっくりしてしゃっくり | TOP | ニュースサイターになるための、たったひとつの冴えたやりかた

スポンサーサイト 

--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--.--.--(--) --:--] スポンサー広告 | Trackback(-) | Comment(-)
↑TOPへ


石田衣良 『娼年』 

2008年02月12日 ()
<日記>

明日から一週間ほど旅行に行くんだけど、まさかの風邪気味。葛根湯飲んで、早めに寝ます。明日は朝早いし。

東京での用事を済ませてから、友人と合流しスノボへ。今年二度目、しかし人生三度目。そういえば雪山に行くと風邪が治ると言うし、ちょうどいいのか。いや、良くないけど。




<最近読み終わった本>

娼年 (集英社文庫)
娼年 (集英社文庫)
posted with amazlet on 08.02.12
石田 衣良
集英社 (2004/05)
売り上げランキング: 92702


最近テレビでもよく見たりして人気の石田衣良の作品、『娼年』。

娼婦ならぬ、娼年、つまりコールボーイのお話。そんなテーマの割りに読みやすく、なかなか軽い読後感。ライトなのに頭に残るシーンは多く、映像喚起力の強い文章を書く作家さんです。その点も含めて、すごくよくできている小説だなあと思いました。

世界観・空気感はいわゆるW村上以降の世代の作品をど真ん中でいっています。離人的な主人公はまさにその典型なんだけど、それが嫌味なく表現できているのは作家の腕でしょうね。話の展開の仕方、感情移入のさせ方、ある点での作家自身の考えの主張の仕方、それを上手く作品に仕立て上げて完成させています。その点ですごくわかりやすい作品。

インタビューで確か物語の大枠と登場人物を考えたらそこから先はほぼ自動筆記で制作される、と本人が言っていましたが、もう”小説”というものをどう書けば良くなるのかが理解できているんでしょう。制作部屋も公開されていましたが、悩んで悩んで創作するという感じがまったくしない、整頓されたモデルルームのような部屋でした。ある意味小説家の理想像を地で行く人なのかも。

こんな書き方をすると定型通りのつまらない小説なんじゃないか、とも思いますが、結構楽しんで読めました。良い意味でライトな読み応え。小説のひとつのメリットとして、「こういう視点もあるんだよ」ということがあると思うのですが、この『娼年』はその視点をまるで実用書のような整った形式で教えてくれる小説だと言えるのかもしれません。
スポンサーサイト
[2008.02.12(Tue) 18:32] Trackback(0) | Comments(0)
↑TOPへ


 ← ゆっくりしてびっくりしてしゃっくり | TOP | ニュースサイターになるための、たったひとつの冴えたやりかた

COMMENT

COMMENT POST















管理者にだけ表示

 ← ゆっくりしてびっくりしてしゃっくり | TOP | ニュースサイターになるための、たったひとつの冴えたやりかた
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。