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乙一『暗いところで待ち合わせ』 

2006年09月12日 ()
暗いところで待ち合わせ
視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった―。
以上Amazonより。



少し久々となる読書録です。最近映画化もされたこの作品を読みました。

表紙はちょっと不気味なのですけど、中身はどちらかといえば優しくて暖かい作品です。まず発想が面白いです。盲目の女性と、彼女にの家に忍び込んだ青年の話という時点で、読んでみたいという気にさせられます。そしてそれを奇抜なだけでない中身のある作品に仕上げる実力を作者の乙一は持っていると感じました。

とにかく優しい気持ちを与えてくれる作品だと思います。そして、ミチルもアキヒロも、口数は少ないのだけどとても魅力的な話し方だと感じました。それは、自分のことを表現するために話すのではなくて、相手のことを大切に思うが故に自然と口に出てくる言葉だからなのかもしれません。見返りを求めない優しさとか、思わず言った「ありがとう」とか、ストーブの暖かさとか、初雪の冷たさとか、写真の中のはにかんだ笑顔とか、一緒に食事をする嬉しさとか、「何気ないけれど素晴らしいこと」がたくさん詰まった作品でした。
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[2006.09.12(Tue) 23:20] Trackback(0) | Comments(0)
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